4月15日トレード振り返り＠強いCPIで利下げさらに後退

2024年4月16日

土日のうちに中東情勢は動きましたが、市場は大きな混乱にはならず、材料出尽くし感になりつつあります。

中東情勢

次イスラエルが報復に出た上でアメリカが損切りしないとガチでホルムズ海峡封鎖が視野に入る。
その場合、中東産のエネルギー輸出は途絶えてインフレ再加速が確実視され世界経済は傾く可能性が高い。
水面下の交渉でアメリカがイスラエルを抑えられるかどうかが鍵。

— ELE (@eleconomics) April 14, 2024

イスラエルのネタニヤフ首相、現在イランへの対応を協議している様子。アメリカが『報復には参戦しない』スタンスを明らかにしているため、新たな軍事行動は考えにくいですが、やや不透明感が燻る展開。一方、イラン政府は先ほどフランス、イギリス、ドイツの大使を召喚した模様です。報道待ち。

— Yuto Haga ⚽️ (@Yuto_Headline) April 14, 2024

*イスラエル、まもなくイランに報復の可能性ーアメリカは不支持＆参加しない公算 (WSJ)

*ISRAEL COULD SOON STRIKE BACK AT IRAN, DESPITE US PUSHBACK: WESTERN OFFICIALS

— Yuto Haga ⚽️ (@Yuto_Headline) April 14, 2024

◆地政学
イラン攻撃を受け週末に緊急ミーティング。イスラエルの株式市場は日曜も開いていますが、売られて始まった後は買い戻されて終えています。イランが作戦は”完了”と話していることから週明けの市場はそれほど大きく動かず、数日で材料から外れていくのでは、とやや楽観的な人が多かったです。

— Big Daddy (@BigggDadyy) April 14, 2024

中東戦争の回避、外交努力の焦点に－イランとイスラエル直接対決受け https://t.co/v7sYkDHBtO

— ブルームバーグニュース (@BloombergJapan) April 15, 2024

米CPI

アメリカCPIは予想よりかなり強い数字。前回値も情報修正されました。

FRBのインフレ退治がまだまだ終わらないことを意味し、利下げ開始がさらに後ずれすることが考えられ、米金利上昇となっています。

【経済指標速報】
🇺🇸米経済指標の結果です✍️

21:30発表📣
🇺🇸小売売上高(前月比)
結果：+0.7%
予想：+0.3%
前回：+0.6%

🇺🇸小売売上高(除自動車,前月比)
結果：+1.1%
予想：+0.4%
前回：+0.3%

🇺🇸NY連銀製造業景気指数
結果：-14.3
予想：-7.5
前回：-20.9

🇺🇸🇯🇵ドル円は154.28円まで直後急騰

— みんなのFX｜トレイダーズ証券【公式】 (@Min_FX) April 15, 2024

米3月小売売上高が前月比+0.7%で市場予想の+0.4%を大幅にビート。ドル円は急騰、154円50銭を目指す展開。ついに155円が見えてきます。米金利もジャンプ。年初来高値を更新しました。米株も先物ベースで1%近く上昇。足元の経済動向だけ見れば、セルサイドから利上げ予想すら出てきそうな状況です。

— Yuto Haga ⚽️ (@Yuto_Headline) April 15, 2024

米小売売上高、３月は前月比0.7％増加－市場予想は0.4％増 https://t.co/fiHQtvcQZd

— ブルームバーグニュース (@BloombergJapan) April 15, 2024

FRBメンバー発言

*ウィリアムズNY連銀総裁、引き続き年内の利下げ開始を想定ーインフレ減速の継続が前提 (BBG)

*WILLIAMS STILL SEES FED CUTTING RATES THIS YEAR IF DISINFLATION CONTINUES

— Yuto Haga ⚽️ (@Yuto_Headline) April 15, 2024