こんにちは、けいです。
今日はお恥ずかしいながらも失敗トレードの話をしたいと思います。
まだFXを始めておらず、今まさに勉強中という方にとっては、
FXでお金を増やしたい!
という思いを持っていらっしゃる方も多いことでしょう。
確かに、FXはパソコン・スマートフォンを操作し、両替するだけでお金を増やすことができる手段です。
一方で、
FXはギャンブル
FXで何もかも失った
というような話を聞いたことも多いでしょう。
あるいは、FXを経験済みで、すでに痛い目にあったことがある方も、ここに来てくれているかもしれません。
一時は40%のプラスに
9月下旬より「10万円をFXでどこまで増やせるか」をテーマに、私のトレード軌跡を発信してきました。
私はすでにFXで何度か痛い目を見ましたが、
その経験を反面教師として、
今度こそは同じ過ちを犯さない!
きちんとリスクをコントロールすれば勝てる!
という姿をお見せしたくて、この10万円チャレンジをスタートさせました。
当初は10万円から少額の利益をコツコツ積み上げることに成功し、一時はわずか1カ月半で14万円へと増やすことに成功しました。
含み益の状態ですが、最高で14万3258円まで増えていました。その時のツイートです。
ユーロオージーはトレンド転換でしょうか!ポジション持ち越しです。 pic.twitter.com/3zKdks85tN
— もう一度FX@FX10万円スタート@けい (@FXmakenai) November 2, 2021
このツイートをしたのが11月3日でした。
FXに必要な能力が備わっていないと……
資金が増えたことでlotを張れるようになり、2枚・3枚と増やしたこと、利益を伸ばすことができました。
一方でそれは、自分のエントリーが間違っていれば損も大きくなるということを意味します。
資金が想像よりも早く増えたことで、油断や過信が生まれてしまったのかもしれません。
自分のやり方は正しい、
この調子で行けば将来は……などという楽観、
そんな自信が慎重さを失わせてしまいました。
FXトレードを行う上で必要なことは、
- ファンダメンタルズを分析し相場の大局を把握、
- チャートを分析してエントリー・利確・損切りポイントの見極め、
- エントリー後のシナリオの想定し、どちらに転んでも対応できる
そのような能力が必要なのですが、
この時点では私にそれは備わっていなかったのだと思います。
ここまで負けるか……怒涛の20連敗
こちらをご覧ください。この見事なまでのマイナスの連続😂
(DMM.FXの約定履歴画面より)
自身最高額を記録した後に襲った、まさかの20連敗……
(途中同値決済を挟んでいますが。勝ちではないので)
その後もたまに利益を取ることができるものの、損失の方が多い状態が続いてしまい、
ついに12月9日には、68500円まで減ってしまいました。
12月相場はやはり荒々しいですね pic.twitter.com/eVbjS63mzn
— もう一度FX@FX10万円スタート@けい (@FXmakenai) December 8, 2021
自分でも信じられないほどの転落っぷり😨
もし10倍の資金で同じようなトレードをしていたら……
きっと普通の精神状態ではいられないでしょうね😅
改めて自分はまだ未熟で、まだまだ10万円の資金で練習すべきフェーズだなと感じさせられました。
なぜ負け続けてしまうのか
本来、負けた時というのは、冷静になってなぜダメだったのかという分析をしなければなりません。
しかし、FXの難しいところは相場が終わらないというところです。
野球でもボクシングでもスポーツの勝負であれば、
試合が終わって勝敗の決着が付けば、次の試合までにある程度の時間があります。
その間に、試合で何があったのか分析することができるでしょう。
しかし、FXというのは自分が損切りをしてトレードを終わらせたとしても、マーケットは動き続けます。
負けたという冷静ではない精神状態の中で、動き続けるマーケットを眺めることになります。
FXで損が出るということは、
「自分の判断が悪かったばかりにお金が減ってしまう」ということを意味します。
だから、次は勝ちたい、負けたくないという思いが先行します。
その結果、無理にエントリーポイントを探してしまう、
エントリー根拠を作り出してしまう、という状態に陥るのです。
そもそもFXは「どちらに転ぶかわからないもの」
しかしFXというものは、そもそもどっちに転ぶか分からないものです。
未来は誰にもわかりません。
どちらに転ぶかわからないものですから、何十連敗だってする可能性もあります。
だからこそ、
エントリーの際には少しでも確率の高いポイント、
仮に逆行されても痛手が小さい場所を
厳選する必要があるのです。
にも関わらず、負けが続くことによって早く勝ちが欲しくなり、
その厳選ができなくなっていきます。
まさにその負の連鎖に、多くの人が陥ってしまうのです。
負の連鎖に陥らないために
このような負の連鎖はFXをやる上では誰もが通る道ですし、
一度経験したら済むようなものでもなく、人間としての弱さの部分でもありますので、何度でも襲われる危険があります。
今回、この負の連鎖を経験した直後だから言える、
私から皆さんに「負の連鎖」に陥らないためのポイントをアドバイスさせていただきます。
とにかく「負けない」こと
負ける、損をするということは、非常に重く重く精神的に追い込まれてきます。
続けば続くほど深みにハマっていきます。
だから、毎日のトレードの最初は特に慎重に「負けないこと」を心がけてください。
- そのエントリーは根拠があるだろうか
- 十分に確度が高いものだろうか
- エントリー後、思惑通りに進んだら、早めに建値に逆指値を置く
を意識すると良いでしょう。
FXは負けるもの
「負けてはいけない」一方で、FXはどちらに転ぶかわからないものです。
負けることは絶対にあります。
やるからには負けないようにエントリーするわけですが、負ける確率は絶対に0%にはなりません。
そのため、上手な負け方を覚える必要があります。
「痛手を負わない負け方」
「精神的ダメージの小さい負け方」
をするということです。
具体的には
- その根拠でエントリーする時は、どこまで逆行を許容できるか
- 逆行が許容できるラインを越えたら、迷わず損切りを実行する
ということです。
例えるなら、ボクシング勝負を挑むとして、どこまで殴られたらギブアップして逃げるのかをあらかじめ決めておくような感じでしょうか。
「あ、これはダメだわ」と思ったらすぐにごめんなさいして出直す感じです。
立ち上がれないほど殴られてしまってもう二度と帰ってこれなくなるような勝負の仕方ではないのです。
FXは、ヤバイと思ったら逃げ出せる、唯一のギャンブルです。
そのメリットを最大限に活用していきましょう。
約定したら、冷静になるまでエントリーしない
もし負けてしまったら、大なり小なり、絶対に精神状態は揺らぎます。
これは例え勝ったとしても言えることです。
負けたら悔しくて取り返したくなるし、
勝ったら上機嫌でもっと挑戦したくなる
これは実際に大事なお金をベットしているからこそ発生する感情です。
デモトレードとは違った精神状態が起こります。
負けても勝っても、一度約定をしたら一呼吸置くことを習慣にしてください。
マーケットは動き続けますから、約定した直後にチャンスが到来することはよくあります。
でもそこで安易に手を出すのが、負の連鎖への始まりとなるのです。
目の前のチャンスを見逃してもいいんです。
FXにおいてチャンスは何度でもやってきます。
高ぶった精神状態をリセットさせる
あなたなりのルーティンを作ることが、
FXで成功するためのカギとなるのです。
資金を減らしてしまうと、取り返すのが困難
今回は私の実際のFXトレードにおける失敗例から、みなさんがそれに陥らないためのアドバイスをさせていただきました。
頭ではわかっていても、いざ実際にお金が動く様を目の当たりにすると、
想像以上に冷静さを失ってしまうというのがFXの怖さです。
減らせるということは、その分増えるチャンスもあるということ
という主張がありますが、それは違います。
一度資金が減ってしまうと、前と同じlotで入ることができなくなるのです。
FXは資金にレバレッジをかけて、大きなお金を動かすものですから
資金がなくなってしまっては勝負の舞台にも上がれないのです。
だからこそ、「資金を減らさないこと」を最優先に、今後もトレードをがんばっていきましょう!
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