トレード振り返り

2月23日トレード振り返り@ウクライナの裏のタカ

前日は、ウクライナ情勢が、東ウクライナがロシア側につくということで決着しそうに見えてきた展開でした。


日経新聞後藤さん、初心者にもわかりやすい情勢の解説です。

この1つのtweetで今のファンダメンタルズが完璧にまとまっていますね。

気になるのは右下の通り、FRBの金融政策。

3月の利上げ幅が0.25%か0.5%か。

市場予想も半々ぐらいと割れてきている中でのウクライナ情勢での混乱で、さらに予想が難しくなっています。

 


戦争リスク後退でリスクオンになっているけど、株やクロス円は爆上げにはならない、金融政策のイベントが多いから。とユーちぇる社長。

マーケットが大きく動いていても、ユーちぇる社長のラジオを聞いていれば、客観的に見ることができて助かります。

 

この日、ロンドンタイムは前日に引き続きリスクオンの流れでした。

しかし、日本人が寝るぐらいのニューヨークタイムになったあたりから、不穏なヘッドラインが飛んできていたようです。

 


「ウクライナ問題は落ち着いた」と判断したマーケット参加者も多かったのではないでしょうか。(私もそう思ってました😅)

 

 


より緊張が深まっているように思えます。

天然ガスパイプライン、ノルドストリーム2へ制裁が入ると、ロシアにとっても世界エネルギー需給についても影響は大きいです。

 

一方で、FRB高官からの発言もありました


ブラード総裁以外からもタカ派発言が出てくると、マーケットもタカを意識せざるを得ませんね。

 


 

twitterの引用につきましては、twitter社のポリシーに準拠しています。

ドル円

20220223USDJPY

アメリカ株は大きく下落しましたが、ドル円は下がりませんでした。

市場はウクライナリスクよりもアメリカの金融政策を意識しているということでしょう

ユーロドル

20220223EURUSD

ウクライナリスク&アメリカ金融政策の影響で強くドル買いとなっています

AUDUSD

20220223AUDUSD

ロンドンタイム中は何度もレジスタンスになった0.72300付近を上抜けしたので強く豪ドルが上がりましたが、リスクオフとFRBの金融政策が意識されドル高になりました

ビットコインBTCUSD

20220223BTCUSD

株と同じく、ウクライナリスク、金融政策の影響を受けてビットコインも下げています

SP500指数

20220223SP500

ウクライナリスクと金融政策のダブルパンチ。

11カ月ぶりの安値になっています。

米10年金利

20220223US10Y

金利が上昇していることからも、ウクライナリスクより金融政策が意識されていることがわかります。

WTI原油

20220223USOIL

ウクライナリスクが意識されたわりに、原油はあまり上がっていません。

 

 

 

 

チャートはすべてTradingViewです。

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