トレード振り返り

2月18日トレード振り返り@戦争リスクと金融政策でカオス

 

連日、ウクライナ情勢が悪化したり緩和されたり、上下に激しいマーケットとなっています。

 


前日にアメリカとロシアの会談が伝わって少しリスクオフが後退しましたが、「アメリカの提案」を「ロシアが受け入れ」たとヘッドラインが修正されました。

似たようなニュースでもちょっと修正されるだけでだいぶ印象が変わってしまいます。

メディアもヘッドライン合戦になっていて正確性がない情報も飛んでくるので、単純にヘッドラインに飛び乗ると一気にずどーんと逆行される危険もはらんでいます。

 

 

前日はとても幸運にもウクライナ情勢のヘッドラインで50pipsぐらいを2回取ることができたので、気持ちにも余裕がありました。

あまり手を出さないように心がけます。

この日はアメリカFRBから数人の発言が予定されていました。セントルイス連銀ブラード総裁は極めてタカで一貫していましたが、その他の役員が続くのかが今後の焦点です。

一方で前回ハト派からの転換が意識されマーケットを驚かされたECBも徐々に方向性が明らかになりつつあります

戦争ヘッドラインで忘れがちですが、アメリカとEUの金融政策も引き続き追って行かなければなりません。

 


この日は前日終わりごろからのウクライナリスク後退気味でしたが、21時半頃に東ウクライナがロシアに避難というヘッドラインが出てから流れが変わったような気がします。

しかし、前日のようにぐんぐん伸びなかったので、早々に同値近くで決済しました。

もっと伸びる可能性もあるネタだと思いましたが、一方ですぐに逆にフラれることも多いヒステリックな相場なので、ポジション持っていることもまたリスク。短期勝負です。

あと、前日あたりから、株はリスクオフで下がるのですが、為替が意外と反応が薄かったりするのも気になる傾向です。

 

もはや引き締めは当たり前で、引き締め速度が遅いことが「追加緩和と同等」というモルガンスタンレーの見解。

市場の織り込みはかなり進んでいます。

(これから織り込むのかすでに織り込んでいるのかはわかりませんが)

 

東ウクライナをロシアが救済するという流れになってきて、いよいよ具体的な動きが見えてきたような気がします。

 


訳:
ベースケース
1)ロシアがドンバスを確保する。反政府勢力が支配しているため、紛争は起こらない。
2) プーチンがドンバス独立を宣言。
3) ウクライナは反撃しない。
4) 形だけの制裁
5) 全て終了

 

このようなシナリオで進んでいるのでしょうか。

 

 


バイデンが「ロシアが最終決定を下した」と発言し、これが世界的にメディアで流れていますが、ちょっとパフォーマンス感もあります。

 

 

ECBが臨時の会合をするということでこちらも注目です

金融政策もウクライナリスクもヘッドラインの多い一週間でした。

いつも芳賀さんのtweetを引用させていただいていますが、改めて感謝申し上げます。
twitterの引用につきましては、twitter社のポリシーに準拠しています。

ドル円

10:30頃にリスクオフ後退に反応して上げました。

ロンドンタイムからニューヨークタイムにかけて株は下げましたがドル円の下げは意外と小さかったです

ユーロドル

ウクライナリスクについては、株ほど為替は反応しなくなってきています。

しかし21:30頃からの東ウクライナがロシアへ避難という動きは本格的な展開になりそうで、そのヘッドラインから明確に下げています

AUDUSD

21:30からの下げはドル高が強かったので豪ドル米ドルも合わせて下げています。

円買いよりもドル買いが強かったということでしょう

ユーロ円

ウクライナに近いユーロが売られる、リスクオフでは円が買われるという観点から最近はユーロ円をトレードしています。

エントリーしたところでそのまま持ち続けていれば利益取れてましたが、急反発しやすい相場なので仕方ないですね。

建値に逆指値置いて含み益だったらホールドしますが、そうでなければ無理はしません

SP500指数

アメリカ株は大きく下げました。

為替に比べて下げすぎな気もしますが、金融引き締めも迫っているので売却の口実にされている感もあります。

引け前に少し持ち直していて、相変わらず安かったら買いたい勢力もいるということですね

米10年金利

金利は大きく下げています。

リスクオフなので資金が株から債券へシフトしているということでしょう

WTI原油

アメリカとイランが核合意というヘッドラインがあって原油は下げるときもありますが、ウクライナリスクが高まれば原油価格は上昇となります

ビットコインBTCUSD

リスク許容度を映すビットコイン。

こちらも下げています

 

 

1週間の動き

 ドル円

20220214-18USDJPY

戦争リスクが上がると買われる円。

情勢が上下するたびにドル円も激しく反応しました

EURUSD

20220214-18EURUSD

ウクライナに近いユーロもヘッドラインに反応しやすい。

一方で週の後半は反応が鈍かったのもなんで?と印象的でした。

 

AUDUSD

20220214-18AUDUSD

ドルストレートの中では豪ドルはリスクから遠い、また金融政策でも利上げ期待ということで、一週間を通すと上昇となりました

ユーロ円EURJPY

20220214-18EURJPY

今回のリスクで一番反応しやすいと考えて、いつもは触りませんがユーロ円をトレードしています。

しかし、ボラも大きいので欲張ると痛い目に合いますので注意です

ビットコインBTCUSD

20220214-18BTCUSD

ビットコインの下げの大きさが、市場の雰囲気を映し出しています。

週末は何度もボトムとして意識される40000ドルの攻防になります。

SP500指数

20220214-18SP500

株もじわじわと下がってきています。

決算も終わって、上げる材料がないという状態です

米10年金利

20220214-18US10Y

金融政策で2.00%の大台となっていた米金利ですが、リスクオフの債券買い、債券価格上昇、金利低下になっているという様子が明確に出ています。

WTI原油

20220214-18USOIL

ロシアは産油国なので、ウクライナ情勢が悪化すれば原油高ですが、今週はアメリカとイランの核合意が度々報じられ、原油は横ばいでした

 

チャートはすべてTradingViewです。

おすすめの証券会社

FXをやってみようかな!と思ったあなたにおすすめの証券会社を紹介します。[PR]

 

DMM.com証券



申込は簡単5分で入力完了!

『スマホでスピード本人確認』を利用して口座開設すると【最短1時間で取引】スタート!

※面倒な郵送物の受け取り不要。

急な相場変動や、夜~深夜にマーケットが大きく動いた際でも取引チャンスを逃さない!

 

 

DMM.com証券には「デモ口座」もあるので、初心者の方にもおすすめです![PR]

 

-トレード振り返り

© 2021 FX10万円スタート!けいのブログ Powered by AFFINGER5