本日のヘッドラインまとめです。
野村証券が3月に50bp利上げを想定。
セルサイドでおそらく1番手。最高裁判事1名退任へ。
後任はリベラルの黒人女性を予定。米金利はツイストフラット加速。
2-30年利回り差はほぼ2年ぶり水準まで縮小。7年債入札は無難。
FOMC直後にしてはしっかりとした印象。 pic.twitter.com/2nbL30e4f7— YutoHaga 芳賀勇人 (@Yuto_gahagaha) January 27, 2022
前日の動き
🇺🇸S&P500
2日連続およそ2%の上昇帳消し
前日比マイナスにてクローズ
*上記商状は過去40年間で2008年10月に一度発生したのみS&P 500 erases roughly 2% to close lower; that back-to-back downside reversal occurred only once before in the past 40 years (October 2008) - Bloomberg
— YutoHaga 芳賀勇人 (@Yuto_gahagaha) January 27, 2022
前日もアメリカ株は引けにかけ下げる印象の悪い展開。
2日連続の2%上昇取り消しは2008年(リーマンショック?)にしか例がなく、株式市場が大きく動揺していることがうかがえます。
✅短期金利、ドル独歩高。かといってリスクオフではない。株は十字線
✅今日は物価の指標PCEデフレータ。FRBも見ている。本命は2/10の消費者物価指数
✅金利上昇ドル高に逆らわない。ただ株の下落は落ち着いた可能性。ドル円は株価次第。株が上昇ならドル安もありうる。あまり大きくポジション張らない https://t.co/ERac74scgE— FX10万円スタート@けい (@FXmakenai) January 28, 2022
一方で上昇こそしないものの下がりもしないという感じになってきたので、どちらに行くのか難しい展開です。
豪ドル米ドルAUDUSDは0.7000のラウンドナンバーを割ったので、直近のドル高もあってさらにいきそう
— FX10万円スタート@けい (@FXmakenai) January 28, 2022
この日はアメリカ株先物がロンドンタイムから下落し、AUDUSDが0.7000を割ってきました。
0.7000のゾーンは以前のドル高でも反発したところで、日足・週足級で大きな下値ラインの認識でした。
ラウンドナンバー(キリ番)でもあり多くのマーケット参加者が意識するゾーンでしょう。
ここを割ってきたというのは大きな流れになるかなと思い、ショートでエントリーします。
0.69734売り増し
— FX10万円スタート@けい (@FXmakenai) January 28, 2022
前日、前々日でFOMC以降のドル高の流れをまったく取れていなかったので、焦りや悔しさがあるというのは自分の中でも分かっていました。
そのような気持ちは禁物ではあるのは重々に分かっていたのですが、「利益を出したい」という気持ちが隠し切れませんでした。
そのため、この日はここ最近やってなかったのに枚数を2枚に上げてトレードしてしまいました。
建値で決済
— FX10万円スタート@けい (@FXmakenai) January 28, 2022
思った方向に行った!と思ったら建値決済。
決済になった直後に当初の思惑の方向に行ってしまう、
前日前々日も経験した「行ってしまった」という苦い思いのせいで、この日は「置いて行かれないようしないと」という気持ちで食いついてしまいました。
それ自体は悪いことではないと思います。そうじゃないと上下する中で大きな流れは取れませんから。
同値決済
— FX10万円スタート@けい (@FXmakenai) January 28, 2022
0.69796損切り
— FX10万円スタート@けい (@FXmakenai) January 28, 2022
0.69828損切り
— FX10万円スタート@けい (@FXmakenai) January 28, 2022
0.69773で売り増し
SP500安値更新— FX10万円スタート@けい (@FXmakenai) January 28, 2022
何度か繰り返しているうちに、含み益が出てきて、やっと流れに乗れた!という安心感がありました。
あまりタイトに逆指値を置いておくと、また刈られて置いていかれる……
この油断が命とりに
22:30、アメリカの指標が発表になると、それまでの流れが一変、ドル安へズドーンと動いてしまいました。
EMPLOYMENT COST INDEX STAYS ELEVATED AT 1.0%, EST. 1.2%, LAST 1.3%
注目の雇用コスト指数(ECI)は予想を下振れ。
パウエル議長が直々に『(私の)労働市場に対する評価に大きな影響を与えた』と発言した指標です。利上げ期待は後退。
2年債利回りが急低下しフラットニングがやや緩和されています。— YutoHaga 芳賀勇人 (@Yuto_gahagaha) January 28, 2022
これにより、一撃、20pips以上の含み損に。
いつもは建値に損切りの逆指値を置く、あるいは含み損が出てなくても多くても10pips程度を目途に損切りにしておくトレードだったのに、
一瞬で20pips以上しかも、2枚なので2倍の損失が出ていることに「うわー💦」と動揺してしまいました。
(自分のトレード経験において)あまりにもデカい含み損を抱えると、切れないんですよね……😂
めまぐるしく含み損が減ったり増えたりすると、なんとか戻してくれないか……というお祈りトレードの発動
確かに、含み損は減ったりもしたんですが、結局欲が出て損切りできず、そんなことをしているうちにまた含み損が増えて……
そんなことをしているうちに夜中の1:30という時間になってしまって、株も上昇しているし安値が切りあがっていて危険だなと感じたので、損切りしました。
祈っている時間も無駄でした😅
0.69995損切り
— FX10万円スタート@けい (@FXmakenai) January 28, 2022
🇺🇸バークレイズ
「FEDのタカ派シフトはもはや極限に近づいている(これ以上のタカ派余地は乏しい)」
「ポリシーエラーの懸念が高まっている」BARCLAYS: WE ARE GETTING CLOSER TO FED'S MAXIMUM HAWKISHNESS AND POLICY ERROR - BBG
— YutoHaga 芳賀勇人 (@Yuto_gahagaha) January 28, 2022
🇺🇸FED利上げ予想
主要各行コール一覧StanChart: 4回 (3, 5, 6, 7)
*来年2回Morgan Stanley: 4回 (3, 6, 9, 12)
JPMorgan: 5回 (3, 5, 6, 9, 12)
*来年3回Deutsche: 5回 (3, 5, 6, 9, 12)
*来年3回Wells Fargo: 5回 (3, 5, 6, 9, 12)
*来年3回BNP Paribas: 6回
*来年3回BofA: 7回
*来年3回— YutoHaga 芳賀勇人 (@Yuto_gahagaha) January 28, 2022
FOMC後に大きくドル高となって、もしかするとマーケットはこれ以上は織り込みようがないのかもしれません
アメリカの利上げ5回はもう織り込み済みで、これからはむしろ指標が悪くて利上げ回数が減少するのではないか?の方が焦点になったような感じ
— FX10万円スタート@けい (@FXmakenai) January 28, 2022
🇺🇸NYダウ
1.60%超え上昇🇺🇸S&P500
2.40%超え上昇🇺🇸ナスダック
3.10%超え上昇— YutoHaga 芳賀勇人 (@Yuto_gahagaha) January 28, 2022
乱高下していたアメリカ株は、この日引けにかけて大きく上昇。
週足はすごい下ひげになっていて、もしかするとアメリカ株の下落は一段落かもしれません。(もしかするとですよ)
本日のヘッドラインまとめです。
米金利はECI後の上下動を含め1週間としてはイールドカーブが大きくベアフラット。
BofAは3月以降全てのFOMCで利上げを予想。露-ウクライナを巡ってはゼレンスキー大統領が『メディアの煽り』を主張。
欧米の『政治的パフォーマンス』感も。今週もお疲れ様でした。 pic.twitter.com/iO02yeEAz6
— YutoHaga 芳賀勇人 (@Yuto_gahagaha) January 28, 2022
◆すごい乱高下
今週のナスダック、どの日も記録的な乱高下となりました。が、終わってみれば、週間ではなんと0.01%高。じっとしていれば損得ゼロでした。ただ、投資家心理はなおも不安定。来週も米国株は慌ただしい展開が続きそうです。よい週末を! pic.twitter.com/AtJUJvA6r8— 後藤達也(日本経済新聞) (@goto_nikkei) January 28, 2022
大きな動きとなっていますが、焦りは禁物です。私は今月の利益を吐き出してしまいました😂今週もおつかれ様でした pic.twitter.com/q79MKYoKst
— FX10万円スタート@けい (@FXmakenai) January 28, 2022
ドル円
ユーロドル
22:30の指標でドル安になりました。
AUDUSD
0.70000を下抜けしたかに思えましたが、引けにかけ上昇。
そのため、日足・週足レベルでは下抜けしたとはまだ言えません。
状況次第ではまた0.7000でサポートかもしれませんね。
SP500指数
米10年金利
WTI原油
1週間の動き
ドル円
ドル円はFOMC後にドル高となり、115.50水準まで上昇しましたが、高値更新までは言っていません。
ドル円は株に連動しやすく、株が落ちると下への圧力となりますので、アメリカ株がどうなるか次第というところです。
ユーロドルEURUSD
FOMC後、ドル高へ強い動きでした。
1.11800付近だった安値をブレイクして、さらに1.11200まで下げました。
過去のチャート的にこのゾーンはあまりサポートされないような気がしますが、28日はなかなか下がりませんでした。
テクニカル的には1.1000まで行ってしまいそうな気がしますが、本文中でも言及した通り、これ以上の利上げ織り込みは現実離れしたストーリーのような気もします
AUDUSD
株に連動しやすい豪ドル。
今週は特に株に反応していました。
FOMC後は確かに下がりましたが一旦下げ止まり、しかし株といっしょに下値をブレイクしたのは印象的でした。
ドルストレートが強烈にドル高に進む一方、株価がそれほど下げ止まったような動きを見せる中で豪ドルはどちらに行くか、0.7000の攻防もあり、週明けの様子をよく見たいですね。
火曜日には豪中銀の政策発表があります。
SP500指数
FOMC前後で乱高下でした。
金融緩和から金融引き締めへ。株価にとってはマイナスのニュースのためキツい下げとなる場面がありましたが、
一方で下がれば買う勢力もあって、すごい値動きでした。
日足では金曜日には200日移動平均線をなんとか回復、週足では長い下ヒゲとなっていて、もしかすると下落トレンドからの転換かもしれません
米10年金利
FOMC直後の急上昇が印象的です。
ここ最近は1.80%前後で推移しています。
WTI原油
ウクライナ情勢もあり、原油は引き続き高いです。
原油の上昇はインフレにつながります。
来週の展望
金利上昇ドル高は織り込み終了、株は下げ止まり、今後はむしろ利上げ回数の減少観測に左右されるのでは、というtweetをしました。
しかし、ドルストレートは日足でボリンジャーバンドがエクスパンションし始めたばかり。
逆張りするにはまだ時期尚早です。
豪ドル米ドルAUDUSDは0.7000の節目を割ったかに見えたが、少し戻して取引終了。
0.7000がサポートとなる可能性が十分あるが、かといってロングは時期尚早。
日足ボリンジャーバンドはエクスパンションが始まったばかりで下にブレイクする可能性もある
analysis on : https://t.co/vDn3jqxRd3— FX10万円スタート@けい (@FXmakenai) January 29, 2022
今週大きく損してしまったのもあるので、少しトレードを減らして頭を冷やしつつ、
ドル安転換のチャンスが来るのを虎視眈々と待っていきたいと思います。
タイミング的に2/10の消費者物価指数が転換になるでしょうか。
チャートはすべてTradingViewです。
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