前日は、ロシアがウクライナ東部の独立を承認、
それに対して各国が制裁。
OFFICIAL: U.S. TO TAKE FURTHER MEASURES TUESDAY IN RESPONSE TO RUSSIA - BBG
バイデン大統領は本日中に大統領令を施行し分離派地域との金融取引を禁止する見通し。
明日も追加制裁を発表予定。イギリスも明日制裁公表へ。
EUは近日中に制裁をまとめる見通し。
カナダも経済制裁を準備中。
— YutoHaga 芳賀勇人 (@Yuto_gahagaha) February 21, 2022
戦争から紛争に限定されたと認識している。
ロシア視点では侵略から防衛に軸足を移したことになる。(真意はどうあれ、そう主張する)
軍派遣で”警察”的行動に出るならそれ以上の悪化も少ない。というより悪化がわからないと言うべきか。— ELE (@eleconomics) February 22, 2022
ヘッドラインに揺らされたウクライナ情勢ですが、様々な詳しい方々のtweetのおかげで、ゴールが見えてきたように思えます。
ウクライナ情勢が緊迫化している一方、もしかしたらクライマックスなのかもしれない
ロシアが東ウクライナを独立させ、各国が経済制裁、あとはウクライナがNATOに加盟しなければ、そこが落としどころとなって市場は方向性が見えてくるか
急激な「リスクオフの巻き戻し」と「原油高」を想定しておきたい— FX10万円スタート@けい (@FXmakenai) February 21, 2022
ロシアへの制裁となると、「ロシア産原油の不買」が考えられます。
そうなると需給がひっ迫するので、原油価格が上昇が考えられます(ウクライナ情勢が緊迫するたびに原油は上昇してきました)
また、リスクオフの円高だったものが巻き戻され、かつ金融政策的に円安バイアスが再びかかる、
複合的にメリットがある豪ドル円をロングします
豪ドル円ロング82.575
これ以上のリスクオフは限定的か
ロシア経済制裁で資源価格上昇— FX10万円スタート@けい (@FXmakenai) February 22, 2022
しかし、明確にヘッドラインが出たわけではなく、個人的な思惑での買いとなるので、買うタイミングは難しいですね。
買ってからすぐは逆行されてしまいました😅
ひらめいた時、あがっている時というのは買いたくなってしまうクセというのはなかなか治りません。
でも午後からお仕事で、チャート見れる時間も限られていたので、やむを得ないところもあります。
あらかじめ設定するロスカットラインはかなり幅広くとりました。82.100ぐらい。
✅ロシアがウクライナ東部の独立を承認。ウクライナではないと主張しているが実質的な侵攻として経済制裁が議論されている
✅速報性が高いのはTwitter。チャートが動いたらTwitterを見て情報を精査して判断する作業が必要
✅憶測でポジション取らない。自分勝手な妄想。大きな動きを前にしても冷静に https://t.co/WEYaDImhoj— FX10万円スタート@けい (@FXmakenai) February 22, 2022
「リスクオンポジションを取りたくなるけど、こういう時に一番やってはいけないのが『憶測でポジションを取ること』」という言葉がユーちぇる社長のラジオにありました。
まさに今の私だなぁとドキっとしました😅
こんな時、「ロシアは、アメリカは、マーケットはこう動くだろう」という予想がtwitterで飛び交いますのでそんなポジションを取りたくなりますが、
どんなに優秀な人でも裏切られるのがマーケット。
憶測で資金全力突っ込むなんていうのにはご法度ですね。私も過去によくやられました😂
一方で、ある程度リスクを取って行かないと利益が狙えないのもまた事実。
自分のシナリオ、妄想の優位性をしっかり客観的に見つめ、
その優位性の度合いによってロット量、損切り幅を調整しながらチャレンジしていくというのが必要なんだなと感じます。
そこが難しいんですけどね😅なかなか自分の出したシナリオというのは正しいと思いこんじゃうのが人間なので。
やっぱりtwitterとかで発信して、他の人の目に触れるというのが大事なのではないでしょうか。
[HL整理]
ロシア政府
- ウクライナとの関係断絶は望まない
- 外交交渉に引き続きオープン
- 天然ガスは今後も供給へ情勢悪化の織り込みが進んだこともあり楽観的なHLに感度良好。
少なくとも現状維持なら米露会談が実現しそうな雰囲気。
木曜の米露外相会談を否定するHLは今のところありません。
— YutoHaga 芳賀勇人 (@Yuto_gahagaha) February 22, 2022
ロンドンタイムに入って、情勢のゴールが見えてきた感じで、マーケットもリスクオフ後退となりました。
しかし、経済制裁に原油・天然ガスは入ってこなかったからか、原油価格は一気に下落
豪ドルは伸びませんでした。
83.001で利確 https://t.co/cTv9JYj4m8
— FX10万円スタート@けい (@FXmakenai) February 22, 2022
[HL補足]
ノルドストリーム2は"建設済み&承認待ち"の状態です。
承認に向けた分析/検討中にロシアの分離派独立承認の決定。
ショルツ首相は『状況が本質的に変わった』として『今は承認プロセスを前に進める状況にはない』としました。
(注)
"今後承認されることはあり得ない"とは述べていません。— YutoHaga 芳賀勇人 (@Yuto_gahagaha) February 22, 2022
ロシアからドイツへの天然ガスパイプライン「ノルドストリーム2」は承認延期程度なのでしょうか。
これが思われていたよりも緩い制裁ととらえられ、原油は下落したのかもしれません。 ↓原油価格
ニューヨークタイムに入り、ニューヨーク株がオープンすると引き続きリスクオンな感じ
アメリカ2月製造業PMI
昨年7月ぶり前月比上昇に転じる
結果 57.5 前回 55.5 予想 56.0U.S. FEB. MFG. PMI POSTS INCREASE FROM PRIOR MONTH, FIRST TIME SINCE JULY 2021
— YutoHaga 芳賀勇人 (@Yuto_gahagaha) February 22, 2022
PMIも良い数字が出て株高になるように見えました。
そのため、クロス円をロングする方向でトレードします。
同値決済
株下げ強い— FX10万円スタート@けい (@FXmakenai) February 22, 2022
130.630損切り
— FX10万円スタート@けい (@FXmakenai) February 22, 2022
しかし株は上値が重く、次第に下落していきました。↓SP500
[HL整理]
バイデン大統領が日本時間4時から会見予定です。
ホワイトハウスはロシアの行動をすでに"invade"と表現し始めており、大統領もおそらく正式に上記の表現を使うものと思われます。
条件付きで予定されている24日の米露外相会談も中止になる可能性が徐々に高まってきました。
— YutoHaga 芳賀勇人 (@Yuto_gahagaha) February 22, 2022
バイデンの会見が予定されていたからでしょうか。
一方でこの株の上げ下げに為替はそれほど反応しておらず。
為替市場にとってはウクライナ相場は終わったのかもしれません。
[HL整理]
ロシア軍がウクライナを侵略するか否かという点ですが、ドンバス地域への派遣はもはや決定事項となっています。
プーチン大統領が今後決定するのはその規模と時期になりそうです。
名目としては引き続き"平和維持活動"を利用する見通し。
"侵略"でも"平和維持活動"でも行動は一致します。
— YutoHaga 芳賀勇人 (@Yuto_gahagaha) February 22, 2022
[HL整理]
バイデン大統領の会見は目新しいことはありませんでしたが、一応は"invasion(侵攻/侵略)"の始まりであることを認めた格好です。
ロシアと戦闘する意思がないことを改めて強調しつつ制裁も発表(事前報道通り)。
エネルギー供給/価格を注視する意向も改めて表明。
ほぼ無風に近いです。
— YutoHaga 芳賀勇人 (@Yuto_gahagaha) February 22, 2022
アメリカ側は「ロシアが"侵攻"を開始した」と侵攻という表現をしましたが、
それ以外に新しい情報はありませんでした。
NATOはNATO加盟国以外で直接戦闘することはないとみていい。
軍事教練、武器供与、経済制裁が彼らのカード。
このうち経済制裁も足下のインフレで強固に出来ない。
ロシアが人質にしているのは「エネルギー」。
ESGが招いた現代資源戦争。 https://t.co/6Nk0Ez7fOD— ELE (@eleconomics) February 22, 2022
足元ではインフレの加速がアメリカ国民を苦しめており、原油価格が上がるようなカードを切れない感が出ています。
ロシアへの制裁は想定されていたのよりも控えめになるかもしれません。
[HL整理]
会談予定 現状
フランス外相&ロシア外相 - 中止
ブリンケン&ラブロフ - 中止
バイデン&プーチン - 中止制裁の中身など明らかなことが増える一方FED金融政策は不確実なことばかり。
利上げ織り込みは25bp=50%vs50bp=50%でFOMCを迎えるのが最悪。
今後の高官発言が極めて重要となります。
— YutoHaga 芳賀勇人 (@Yuto_gahagaha) February 22, 2022
今後、マーケットの話題は再びFRBの金融政策に移っていくでしょう。
ヘッドライン相場で、ヘッドラインに敏感に短期に素早く乗っていく相場が続いていたので感覚がマヒしがちですが、頭を切り替えていきたいです。
本日のヘッドライン👇 pic.twitter.com/jtI98z7aUN
— YutoHaga 芳賀勇人 (@Yuto_gahagaha) February 22, 2022
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ドル円
リスクオフで円高となっていたのが後退し、円安となりました。
ユーロドル
ウクライナに近いユーロは特にロンドンタイムに強く買われましたが、今後はFRBの動向が注目となるため1.1400が近くなると上値が重くなりますね
AUDUSD
資源価格上昇もあって豪ドルも上げましたが、0.7220付近からは急に上値が重くなる印象です。
また、ロシアへの制裁が厳しくならないと、原油価格も上値は限定的でしょうか
豪ドル円AUDJPY
リスクオン+日本のハト派金融政策地合いでクロス円は大きく上昇しました。
ユーロ円EURJPY
この日はユーロ円が大きな上昇となりました
ビットコインBTCUSD
緊張が緩み、ビットコインも緩やかに上昇。30000~40000ドルのゾーンは改めて底として意識されるでしょうか
SP500指数
リスクオフ後退で上げた株でしたが、ニューヨークタイムはバイデン発言を前に?大きく下げました。
バイデン発言がなにもなかったのである程度戻してますが、そんなに下げるという感じもあります。
株は前までの力強さはなくなってしまったでしょうか
米10年金利
リスクオフの債券買いが後退したのが感じられる金利の上昇です。
WTI原油
ロシアへの制裁が緩いためか、原油は大きな下落となっています。
チャートはすべてTradingViewです。
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