トレード振り返り 指標トレード

2月10日トレード振り返り@CPIまさかまさかのドル安祭り

前日までの流れは、消費者物価指数を前に様子見ムードな雰囲気。

ECBの利上げ観測もFRBへの利上げ期待も、わずかに後退気味に修正されてきたように感じました。

 

 

 

この日は大注目のアメリカ消費者物価指数。よりインフレが意識されて3月の初利上げは0.25%になるか0.5%になるかがマーケットの焦点でした。

 

 

注目の指標発表前はユーちぇる社長がいつも解説動画をyoutubeで出してくれるのですが、今回もここまでのマーケットの流れをおさらいしてくれる素晴らしい内容でした。

 


指標のトレードは単純に指標の良し悪しだけでなく、そこまでにマーケットがどういう雰囲気を作り上げてきたかがとても重要です。

 

ラジオでは、「株価がとても重要、株価を見ずにはトレードできない」ということをおっしゃっていました。

 

 

 

 

各国で金融政策正常化へと舵を切る中、日本も金融緩和が終了するのではという思惑がたびたび出ます。

 


そのたびに日銀の黒田総裁は強いメッセージで金融緩和の継続を強調します。

否定されてもじわじわと日本の10年債金利は最近上昇していたのですが、このタイミングで日銀は指値オペを発表

 

金利を低位に固定させる強い意志を見せたことで、アメリカと日本の金利差がより意識され、ドル安に。

注目の消費者物価指数を前にドル円が大きく円安方向へと動きました。

 

ロングポジションを取ってみましたが、消費者物価指数を前にポジション解消しました。

 

 

 

 

 

大注目の1月米消費者物価指数

指標前のマーケットの予想値はこのようになっていました。

 

結果は市場予想以上。初動はドル高

消費者物価指数の結果は、市場予想を上回る数字が出ました。

そもそも市場予想もかなり高めで、インフレが過熱していることを表す数字。

 

FRBへの利上げへの期待が高まり、マーケットは初動、ドル高・株安でセオリー通りの反応を見せます。

22:30 ドル高で反応したのでユーロドルショートしましたが同値決済になってしまいます

20220210EURUSD1m

 

金融政策的にドル円の円安が無難な選択のようなのでドル円ロングしましたが、

こちらも損しないようにタイトに逆指値を置いたら同値決済されたのち置いて行かれます。

20220210USDJPY1m

ドル高方向にポジションを取り、少し伸びたら建値に逆指値を置いて損を抑えるようにトレードしていましたが、上下動が激しく、すぐに建値で決済されてしまいます。


何度かチャレンジの後、ユーロドルで少し含み益が出ましたが、ニューヨーク株オープンから雰囲気が変わってきました。

何度かドル高トライする動きを見せますが、23:30にNY株式市場がオープンすると雰囲気が一変します。

20220210EURUSD5m

 

 

NY市場で株が急上昇。呼応してドル安へ

金利上昇もしているし、直近の戻り売りポイントで反応していたので再びショートしましたが、ドル安の勢いが上がってきました。

 

22:30以降の高値を超えてきて、株もぐんぐん上昇。

 

この指標で金利も上昇してきていてなんで株高ドル安??

まったくセオリー無視の動きで、お手上げって感じでした😅

20220210EURUSD1m

ついに0時頃には指標発表前の水準まで戻ってきて、

今度は2月ECB後の高値で意識されていた1.14500に接近してきて、

「直近この高値が意識されているので、ここに損切りラインを設定している人が多いのでは?」とアイデアが出てきました。

走ったら熱いと思ったのですが、跳ね返されたので、欲張ったかなーと思いました。

超えられないならやはりドル高かと思ってショートしますが、

ここで豪ドルがドル安にぐんぐん伸びているのに気づきました。

株に連動しやすい豪ドルでしたが、株の上げ以上に上げている感じでした。

これに引っ張られるような感じでユーロドルも上昇。

ショートポジションを取っていましたが、やはりさっきのドル安シナリオになったら一気に走ると思ってドテンでロング

 

やはりという感じで損切りを巻き込むように急速に上がっていきました。0:30頃の動きです。

20220210EURUSD5m

先日のECBの時もそうでしたが、損切りを巻き込んで走るような場面は取りやすい気がします。

若干の損切り覚悟でもトライする価値はありますので、今後もこういうポイントを探していきたいですね。

 

 

アメリカ10年金利が2.00%を超えて、株がそれに反応して下げ始めていたので再びユーロドルをショートします。

しかし、なおも上げるドルストレート。

なんでや!って感じです。

一旦勢いがついちゃうと止められないのが為替の不思議ですね。

 

しかし、1.1500が意識されたというのもあってか、やっと下がる動きに見えたので、ショートをして就寝。

 

これが寝ている間に見事決まってくれて、大きく利確できました。

 

2.00%越えがそんなにドル高になったのか?と思って確認してみると、ブラード総裁の発言がドル高を加速させたようですね。

「2月に緊急会合を行って利上げ」はさすがに今までになかったシナリオだったので、マーケットも驚いたのでしょう。

 

 

国債の利回りは大きく上昇した1日でした。


twitterから気になったものを

 

マーケットの昔話ってあまり情報がないので、こういう話って貴重ですね。

緊急FOMCがこの土日に……ということはまさかないとは思いますが、ポジション持ち越しはやめておいた方がよさそうです。

 

 

少し戻すことができました。

 

twitterの引用につきましては、twitter社のポリシーに準拠しています。

 

ドル円

20220210UDJPY5m

日銀の金融緩和継続の発言&指値オペ発表、そしてアメリカの利上げ加速でますます円安へと進む地合いです。

底値を切り上げています。

 

ユーロドル

20220210EURUSD5m

消費者物価指数発表後はセオリー通りドル高になりましたが、その後はまさかまさかのドル安。

「相場はみんなが困る方向に動く」とはまさにこのことです。

株高に合わせてドル安、行って来いで戻っておわりとならず、

今度はここ数日来の高値を超えてきたため、ショート勢の損切りによって更にドル安加速、

しかし1,1500のラウンドナンバー、そして金利が2.00%となり株上昇ストップでドル安ストップ、

ブラード総裁らの発言により2月利上げも意識され始め今度は再びドル高、

という激しいバトルの1日で、このすさまじさはライブでしか味わえないすごい相場でした。

AUDUSD

20220210AUDUSD

普段は株に連動しやすい豪ドルですが、この日は株の上昇には反応しましたが、下げる局面では意外と下げ渋っていたような印象です。

最近豪ドルへの利上げ期待が出ているのも関係しているかもしれません。

SP500指数

20220210SP500

初動は株安で反応したものの、NY市場オープンからは金利上昇で地合いが悪いにも関わらず急激な上昇を見せマーケット参加者を驚かせました。

引き続き、押し目があれば買いたい勢力がいるのだと感じました。

しかし1時頃に10年金利が2.00%を超えてくると上昇がストップ、

ブラード総裁が2月緊急会合の可能性を示唆すると、今までになかったシナリオにマーケットが驚いたのか大きく下げに転じました。

米10年金利

20220210US10Y

アメリカ金利は消費者物価指数発表直後から強く上昇、

2.0%を確実に超えてきました。

2.0%はさすが大台のようで、マーケットの雰囲気をがらっと変えた感じがあります。

WTI原油

20220210USOIL

原油は引き続き高い水準の90ドル前後です。

ビットコインBTCUSD

20220210BTCUSD

ビットコインもリスクオン・オフを表すことがあるので注目です。

消費者物価指数発表後、同じくビットコイン安に転じますが、株よりも先にリスクオンに転じた印象があります。

しかしブラード総裁の金融引き締め発言から、こちらもそれが嫌気されて急速に下げました。

 

 

チャートはすべてTradingViewです。

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