トレード振り返り 指標トレード

2月4日トレード振り返り@意表を突かれた雇用統計

 

前日はイギリス中銀のBOEと欧州中銀ECBの金融政策がタカ派、特にECBのタカ派転換が衝撃的な日でした。

 

 

 

 

アメリカが利上げでドル高にバイアスがかかっているのは確かですが、ECBがタカ派となれば話は別。

ドルと並んでユーロも2大通貨ですから、ユーロも利上げとなればこれまでのドル高シナリオは見直していかなければなりません。

 

この日は雇用統計の日でした。

 

公的な指標にも関わらず、事前に「雇用統計の数字は悪い」と予告される異例の展開。

バイデン大統領になってからそういうことがよくありますが、いろいろな思惑が絡み合って複雑になるのでやめてほしいですね😅

 

 

朝方にamazonの決算を受けて米株上昇するかと思ってロングしましたが、逆指値に置いた建値に当たって同値決済でした。

建値にすぐに逆指値に置いておくのは大事です。

今週は損切りできずに悔しい思いをしました😂利益を追うよりも損をしないことの方が大事です。

 

 

「ファンダメンタルに逆張りは厳禁」ユーちぇる社長はよく言っています。

ただ、これまではドル高がファンダの大局でしたが、

2大通貨であるユーロドルのパワーバランスが変わったのは大きいことです。

 

ユーロドルがドル高なら、全体的にドル高になりがちで分かりやすいのですが、

ユーロ高にもなる可能性が出てくるとドルストレートはまちまちの動きになるかもしれません。

 

 

雇用統計

前日大きく利益を取ることができたので、この日私は早く寝ることにしましたのでノートレードです。

 

ただ雇用統計は重要イベントなので、もちろん記録を残しておきます。

 


事前に「雇用統計は悪い」という予告は何だったのでしょうか。

オミクロンの影響で、もしかしてマイナスなのでは?という懸念があった中で、普通にプラスでした。

これを受けてマーケットは再びドル高へと進みました。

 


多くの証券会社予想のどれよりも大きな数字。

ふざけんな!と怒った人もきっと多いでしょう

 

雇用者だけでなく、インフレ指標も注目されていますが、賃金は前年比で5.7%増とこちらも予想を大きく超えてかなりのインフレ。

最近ちょっとしぼんでいたアメリカの利上げ期待が再び、年5回へと拡大しました。

 

ドル円(1分足)

 

ユーロドル(1分足)

 


今週もまた激動の一週間でした。

おつかれさまでした。

 

 

ドル円

雇用統計によりドル高になりましたが、アメリカ株が下がるとドル円は下がりがちなので、それほど伸びません。

 

ユーロドル

ユーロドルは前日まで大きくドル安だったのもあり、雇用統計発表後はドル高になりましたが、やはりユーロ買い意欲が強い感じで、全戻しになっています。

 

AUDUSD

一方で豪ドルは今週の中銀発表でハトっぽかったのもあり、雇用統計"前"からドル高傾向でした。

SP500指数

アメリカ株は雇用統計初動こそ下げましたが、持ち直しました。

雇用統計が良い=経済が強いという認識でしょうか。

金融引き締めも3月からですからまだ買えるということでしょうか。

米10年金利

金利は雇用統計の影響が鮮明で、10年金利は1.900%超えと再び高い水準です。

アメリカの金利が高ければ、各国のマネーがアメリカ国債の購入へと移ることも考えられます。

WTI原油

原油はウクライナ情勢もあり、90ドル越えでまだまだ上昇しています。

 

1週間の動き

 ドル円

ドル円が大きく上昇するたびに、時々円高に振れるのは輸出企業などの円買いが入るからでしょうか?

日足などの長期足で見れば、下値は112、113、114と徐々に切り上がってきていて、やっぱりドル高のような感じです。

下がればドル買いで良いのかもしれません。

ユーロドルEURUSD

今週はなんと言ってもユーロの週でした。動きが大きすぎてチャートが小さくなっていて見えません😅

1.1160から1.1460まで、なんと300pipsも動いたのですね。

2大通貨であるユーロがついに利上げに舵を切るとなると、これまでの流れは変わったと、頭を切り替えていかなければなりません。

一方でアメリカもインフレが進んでいて利上げが急務です。

日足で見れば、1.5000から上のゾーンに入れるかどうかというところです。

豪ドル米ドルAUDUSD

豪ドルは週初のRBAオーストラリア準備銀行の政策発表で、市場期待よりもハト派な内容でその瞬間こそ豪ドル売りとなりましたが、

マーケット全体のドル安気運&アメリカ株上昇に連動して上昇していきました。

しかし、中銀発表が出そろったことと、雇用統計で再びドル高が意識されたことで、あまり理由なく上がっていた豪ドルが金曜日に大きく売られたということでしょうか。

金曜日は雇用統計前から下げ始めているので、中銀のスタンスがタカ派かハト派かで通貨が選別されているような印象を受けます。

ポンドドルGBPUSD

ポンドは発表前からタカ派期待が大きく、ポンド高で進み、実際の発表もタカ派でした。

しかしその後のベイリー総裁の会見で、市場のタカ派観測を強くけん制したことで上昇機運がしぼんでドル高となっています。

ユーロオージーEURAUD

ハト派だった豪ドルと、タカ派だったユーロのペアであるユーロオージーEURAUDはやはり今週の相場を表しています。

ECB発表後から300pips以上もの上昇。

RBAはなかなかタカっぽさを出さないので、まだまだ上がりそうな気もしますが、1.6200付近はよく上値になるゾーンでもあります。

豪中銀、欧中銀それぞれの発言次第でどちらに行くかわからないです。

 

ビットコインBTCUSD

ビットコインは最近、市場のリスク選好を表している指標のようにも感じますので掲載です。

Facebookの決算が悪く週の中盤は暗雲が立ち込めていた雰囲気から、Amazonの決算がよく株が持ち直し株価が崩れなかったこと、

35000の大きな下値を割らなかったことあたりが買い材料となったでしょうか。

SP500指数

FOMCで一旦下げた後、押し目買いが入って強く上昇しましたが、Facebookの決算が悪かったあたりから下げ、しかしAmazon決算で持ち直しているということです。

一方で、ECBがタカ派に舵を切り、世界的に金融引き締めが意識されているので、長い目で見たら株の上値余地は厳しいのではないでしょうか。

金融引き締めが始まるギリギリまで投機筋はがんばるということでしょうか。

米10年金利

雇用統計が強い数字が出たことで再び利上げが意識され、1.90%と高い水準に跳ね上がりました

WTI原油

ウクライナ情勢もあり、原油は高騰、90ドルに乗せてきています。

原油の上昇はインフレ圧力にもなります。

 

 

チャートはすべてTradingViewです。

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